隠れた行動パターン発見?人が飽きるまでの○○ライン
がっつり取り組んだと思える境目とはどのくらいなんでしょうか?
例えば趣味にしても、勉強にしても、それなりに取り組んだと言えるラインがあるはずです。
私はこれを20万ラインと呼んでいます。
それなりに本格的に取り組むと最低でも20万円はかかります。
もちろん趣味によってはもっとお金のかかる趣味はあります。
それでも、基本的にお金のかからない趣味も含めても大体20万円くらいかければがっつりやったと言えるケースが多いです。
今回はこの20万ラインについて考えてみたいと思います。
まず、趣味にどっぷりハマるサイクルを解説していきます。
ハマるというのは夢中になるということです。
最初はそこまで上手でもないし、お金もかけていないので確かに効率が悪いです。
しかしながらそれでも夢中になれる要素があるのでどんどんはまって行きます。
ある程度上達すると、なんとなく自分なりのやり方が分かってきます。
すると今までのやり方では非効率だと気付きます。
もっと楽に取り組めないかと工夫を始めます。
例えば、今まで使っていたものよりちょっといい道具を購入してもっと楽しみたいと考えるようになります。
そのため、次第にお金を吐き出していきます。
しかし、どんなにハマったものでもハマり続けることはできません。
人間が夢中になれる期間は最長で7年間と言われています。
つまり、どんなに長く見積もっても7年おきにハマるものが変わります。
7年も続けていくと、生涯の趣味でもない限り惰性で続ける状態になります。
いわゆるマンネリ化です。
この時期になると次第ににお金もかけなくなります。
今までの積み重ねである程度何とかなるからです。
以上がハマってからマンネリに至るまでのサイクルです。
ポイントはサイクルにかかった金額です。
私の場合、大体平均すると20万円くらいです。
私はかつて
・道場に通ったり、
・自転車を買ってツーリングしたり、
・オンラインゲームをしたり、
・アフィリエイトの塾に通ったり、
と様々なことをやってきました。
そして、もうそろそろいいかな・・・と気持が切れたタイミングでだいたいの金額を割り出してみたのです。
すると大体20万円ぐらいかけていました。
もちろん交通費・食費のような周辺の費用は含めていません。
趣味本体にかけてる値段だけです。
そのため、ハマってから飽きるまで取り組むと大体20万円ぐらいの出費になると私は考えています。
逆に言えば、お金をかけ始めてから20万円ぐらいつぎ込んだぐらいで人間は飽きるものなのではないでしょうか。
これを逆算すると、終わりも大体見えてきます。
どんなにはまっているものでも「今どのくらい金額をかけているか」を振り返ると「あとどのくらいで自分は飽きるか」を割り出すこともできそうです。
あくまで20万ラインは私の場合の平均金額です。
人によってはハマってから飽きるまでのサイクルに個人差がありますので、金額は上下するとおもいます。
是非、自分が今まではまったのものにかけた金額を算出してみてください。
自分の思わぬ行動パターンが見つかるかもしれませんよ。
お昼休みは寝るに限る!
睡眠不足が一日に与える影響は大きいです。
睡眠には2つの意味があります。
一つは体の休息、もう一つが脳の休息です。
実は2つ目の脳の休息が大事で、視覚情報の処理だけでも4時間半も費やしている事が分かります。
つまり睡眠とは脳を休ませる為のものと言えるわけです。
睡眠不足に陥ると、体のスタミナだけでなく脳のスタミナが持たなくなります。
また、睡眠不足は判断能力を鈍らせます。
いつもなら間違えない仕事もミスをしてしまいます。
集中力にかけ、一日中どこかぼーっとしている感じです。
さらに、気力にも欠け、脱力感が襲います。
何かに取り組みたいという気持が無くなります。
お昼休みに皆さんは何をしていますか?
私はあえて睡眠をとるようにしています。
食事をせず、あえて睡眠に時間を割きます。
これは私の肌感覚ですが、食事より睡眠を選んだ日の方が午後のコンディションがよいように感じます。
そのため、食事よりも睡眠を選ぶ事の方が多いです。
また、食事をすると、血液が消化の為に内臓に持っていかれます。
これでは午後一に力が出ません。
頭が働かないからです。
1日通してポテンシャルを発揮するためにもお昼休みは仮眠に充てるのがオススメです。
人によってバラつきはあると思いますが、多くの方がお昼休みを11時から13時くらいに取得していると思います。
実はこの休憩時間の選定もあまり合理的では有りません。
人間の脳は起床後8時間後に働きが鈍くなると言われています。
そのため、起床後8時間後に仮眠がとればいいのですが、職場の都合でそうも行きません。
そのためオススメなのが休憩時間に合わせて起床するという方法です。
例えば、休憩時間が12時なら、起床時刻は午前4時です(笑)
すっげー早いですよね。
いかに社会のシステムが人間に寄り添っていないかがわかります。
自営の方はこの辺工夫できそうですよね。
睡眠の大切さを年々実感します。
究極の休憩は目を閉じること
知恵熱という言葉があります。
本来は子供が原因不明の熱を出すことを指します。
大人は本来知恵熱を発することはありません。
しかし、頭を使うと知恵熱を発したと感じる事があります。
それは知恵熱ではなく、単に脳が疲労した状態であることが通常です。
つまり、多少熱っぽく感じても大丈夫なわけです。
現代人の脳の疲労の主な原因はパソコンの作業です。
パソコンの画面を見続けるといつの間にか目がパソコンを見ることにフィットしていきます。
すると突然パソコンの画面が明るく感じるようになります。
すると、一気に目に光が入り込みます。
今はブルーライトの目への影響は科学的に否定されているようです。
問題は目から入る視覚情報の多さです。
脳は全睡眠時間のうち、4時間半は視覚情報の処理に使っているといわれるくらい膨大な情報量です。
脳の疲労を感じた時に最も効果的な回復方法は目を閉じることです。
昼寝をするだけですっきりすることはないでしょうか?
目を閉じることには脳のコンディションを維持する効果があります。
疲れたら仮眠をとることをオススメします。
間違っても余計な視覚情報を入れないようにしましょう。
疲れたからと言ってゲームをしたり本を読んだりしては、気分は晴れますが脳の疲労は回復しません。
目を閉じて情報の流入をストップする事が脳を回復させるポイントです。
一日の途中でエネルギー切れを起こす人は休憩の仕方が悪いように思います。
休憩をきわめて1日を乗り切りましょう。
ルーチンワークは変えにくい
習慣の力って絶大ですよね。
一度習慣にしてしまうと何の意識もなく体が勝手に動きます。
その反動で脳がすぐに判断しないという状態になります。
それはそれで危険です。そんな、、ルーチンワークからちょっと外れた時に犯してしまうミスについてお話ししたいと思います。
例:食堂のメニュー選び
Aさんは毎日食堂でサバ定食を食べていました。
しかしながら今日は期間限定のメニューが出ています。
よし期間限定メニューを食べよう!と思って食券売り場に並びました。
ところがです。
出てきた食券はいつものサバ定食の食券。
その瞬間Aさんは気づきました。
Aさんは毎日サバ定食を食べていました。
そのため、食券売り場のサバ定食の食券が出てくるボタンを無意識におしていたのです。
出てきた時にはもう遅く・・・、期間限定メニューを食べ損ねてしまいました。
例:塾の送り迎えをしつづけてたお母さん
Bさんはちょうど50前後の年齢の女性。
息子が二人います。
二人とも週2回のペースで駅前の塾に通わせていました。
上の子が3年間通った後、入れ替わるようにして下の子も3年間同じ塾に通いました。
合計6年間、駅前の塾にBさんは車で送り迎えをしました。
すると面白いことがおこりました。
その駅に近づくたびに、何故か塾の方向にハンドルを切ろうとしてしまいます。
駅前には塾以外にもたくさんの用事があります。
・単純に駅を使いたくて駅のパーキングに行く場合
・駅前のスーパーに行きたい場合
・駅前の銀行に行きたい場合
このように多くの用事があるのですが、それでも無意識に駅に近づくと6年間送迎した塾の方向にハンドルを切ってしまう衝動に駆られるのだそうです。
これもルーチンワークのなせる業といえます。
ルーティンワークの怖い所は行動ベースで体に刻まれているところです。
つまり脳が行動のパターンを既に記憶していて、ついその動きをしてしまうということです。
特別に意識をしていても、ふとした瞬間に体がルーチンワークを覚えていて、いつもの行動してしまいます。
私も半年間通った職業訓練校につい向かって行こうとしてしまったことがあります。
何らかの条件(とちゅうの道が一緒etc)で脳がそのように判断してしまうのだと思います。
ルーティンワークに陥らないためには集中力が必要です。
ずっと集中している必要はありません。
声に出せば大丈夫です。
例えば、「今日は駅前に買い物に行く」と声に出しましょう。
運転してる間も駅前のあのお店だからここを曲がる!のようにポイントポイントで自分の行動を声に出しましょう。
声に出す過程で言葉は脳を通過します。
また、声に出すことで耳からも再度聞くことになるので、自分のこれから行う事を脳が再確認してくれます。
それでもルーチンワークに陥ってしまう時は言葉に出すことを端折ってしまった時です。
もしかすると車の中で独り言を喋ってるように周りから見えて最初は恥ずかしいかもしれません。
しかし、効果は絶大なので是非やってみることをオススメします。
ポモドーロ法を試したけど集中力が続かない!なぜ?
ポモドーロ法をご存知でしょうか?
これは集中力を維持するときに使われる手法の一つです。
このポモドーロ法ですが「実際にやってみたけどい集中力なんて全然続かなかったよ」という方がいました。
ポモドーロ法を失敗してしまった方は重要なポイントを抑えられていないんだと思います。
今回はポモドーロ法を失敗しないポイントについて解説していきます。
まず、簡単にポモドーロ法のやり方についておさらいしていきます。
【ポモドーロ法の手順】
1、25分思いっきり集中します。
2、5分間休憩します。
→これを1ポモドーロとします。
3、このポモドーロを4回セットにして2時間集中します。
4、4ポモドーロ繰り返したらそこから15分から30分ほどまとめて休憩をとります。
→そしてさらに、もう1セットの4ポモドーロ繰り返します。
このサイクルを一日の中で複数回実施します。
このように作業時間を細切れにして、集中力を保ったまま走り続ける!
それがポモドーロ法でした。
ポモドーロとはイタリア語でトマトの意味です。
元々はトマト型のキッチンタイマーで時間を計っていたことに由来する集中方です。
絶対に押さえておきたいポイントがあるのでここで解説します。
それはどんなにキリが悪くても25分で切り上げることです。
どうしても中途半端になってしまいキリが悪く感じると続きを取り組みたくなります。
しかしここはグッと我慢です。
このポモドーロ法は非常に研究され尽くしています。
25分を絶対に守って作業しましょう。
すると不思議なことに、4ポモドーロセットを3回も繰り返すことができました。
休日お昼の12時から作業を始めて、夜の19時までの間集中力を落とすことなく、同じ作業効率で作業を継続することができたのです。
(もちろん後になるほうが疲労感はありましたが・・・)
以前、一度私はポモドーロ法を実践したのですが、その時は失敗に終わりました。
失敗の原因は25分サイクルを守れなかったことです。
どうしてもキリが悪いと時間をちょこちょこずらしていました。
そうすると疲労も蓄積していって、最終的には25分間すら集中力を継続できなくなっていたのです。
これは驚くべき事実です。
25分で一回休息をとることが、再び集中するための最たる手段なのです。
それを体験してみて身をもって感じました。
時間がもったいないからと言って休息の時間をバラバラにすると2時間集中できません。
続いても1時間半がいいところです。
最初の集中タイムで1日の集中力を使い切ってしまうと、その後のコンディションは最悪でした。
集中力を一定に保つことにはコツがあります。
そのコツこそ25分区切りです。
どんなにキリが悪くても切り上げるのがポイントです。
だらだらと続きの作業をしないだけで、その後のコンディションが見事に維持されます。
集中力を鍛えたい人にポモドーロ方がおすすめ
集中力を鍛えるのって大変ですよね。
私も例に漏れず集中力がないタイプです。
今回は集中力を鍛えたい方にオススメなポモドーロ法という手法をご案内します。
ポモドーロとはイタリア語でトマトという意味です。
イタリアの家庭においてあったトマト型のキッチンタイマーが名称の由来になっています。タイマーから察することが出来ると思いますが、タイマーで時間管理をする手法の一種です。
作業をするとき、本を読むとき、勉強するとき、このポモドーロ法が役に立ちます。
ポモドーロ法の特徴は、しっかり集中力を持続させることです。
25分集中して取り組みます
5分休憩します
ココまでがワンセットで1ポモドーロ
これを4セット行い、4ポモドーロをセットで2時間集中して作業します。
このあと15分から30分ぐらいの大きな休憩を取ります。
そしてまた4ポモドーロを繰り返します。
試しに「読書」という作業で取り組んで見ました。
現在の私は4ポモドーロ目が集中力の限界でした。
4ポモドーロ目に入ったら本の内容が頭に入ってこなくなりました本も読めているような感覚ではなくなりました。
しかし、長めの休憩30分をとると不思議と集中力が復活してきてもう4セット取り組みました。
しかし、この場合も4ポモドーロ目が限界でした。
このように集中力を持続させる効果があります。
よく考えられた手法だと思います。
4ポモドーロがセットなのも、人間の集中力の限界がそこにあるからなのかもしれません。
また、ポモドーロ法は集中力を持続させるだけではなく、集中力を鍛えるための指標にもなるのではないかと考えています。
例えば、ある日8ポモドーロで限界を迎えたのであれば、次は12ポモドーロを目指してみるという目標もありだと思います。
1ポモドーロが25分と小さく分割されているので、何ポモドーロまで実践できたかというところで自分の成長を確認することができます。
このポモドーロ法は、集中力を持続させるだけでなく集中力を鍛えたいという人にもお薦めの手法だと思います。
それなりの努力ではそれなりの結果しか生まない
YouTubeでとある政治系ユーチューバーの番組を見ていたところ、この言葉に出会いました。
「それなりの努力ではそれなりの結果しか生まない」
番組では、とある団体に向けた皮肉として使われていました。
しかし、この言葉は私たち個人にも当てはまるのではないでしょうか。
私は残念なことに最後までやりきったという経験がほとんどありません。
受験勉強も途中で妥協しました。
習い事も中途半端に終わりました。
私は追求するということができない人間でした。
おそらくこれは私だけではないと思います。
それなりの努力しかできないタイプの人は、いつまでたってもそれなりの努力しかできません。
これには明確な理由があります。
何かを成し遂げる人、や何かを追求できる人には必ずと言っていいほど見本となる人がいます。
つまり目指すべき目標・手本となる人がいるのです。
その行動や振る舞い、喋り方に至るまで、何かを成し遂げる人というのは必ず誰かを真似しているように思います。
見本の存在は「成し遂げる」為の必須項目です。
見本の存在はあるべき姿を示します。
つまり、ゴール(見本、目標と言い換えてもいい)のイメージが沸いているのです。
ゴールが分かればそこに向かっていくためのプロセスが決まります。
しかしながら、ゴールが分かっていなければプロセスを決めることはできません。
すると、なんとなく取り組んでいるという状態が続いてしまいます。
何かを成し遂げることができない人には、このゴールがありません。
それは「あるべき姿が見えていない」のとイコールです。
ではこのゴールが思い描けない理由はどこにあるのでしょうか。
一つにはいたずらに自分らしさを求めている人が多いような気がします。
つまり何かを真似するということに対して抵抗がある人です。
学ぶということは「真似ぶ」という語源があります。
まず、真似をするということから始めるのは、とても立派な事だと思います。
もう一つは経験不足です。
目標を定めてプロセスを設定するという経験がない方にとって、物事をどのように進めて良いか全く見当がつかないでしょう。
また、勢いだけで成功した経験のある人は、目標を定めてプロセス設定するということに対して違和感を覚えるでしょう。
いわゆる脳筋タイプです。
しかしながら、その成功はいつまでも続くとは限りません。
正しいプロセスを設定することによって何かを成し遂げることができます。
実力不足も原因です。
何かを成し遂げるためにはプロセスが必要です。
そして、ゴールを達成することに対して必要なプロセスをタスクとして分解していきます。
このタスクを処理できるかどうかは、その人それぞれの能力に依存しています。
つまり、タスクの処理能力が元々ある人にとっては簡単に乗り越えられるでしょう。
一方、タスクの処理能力のない人にとっては、とりあえず目標を下げるしかありません。
このあたりの見極めができないと、ズルズルと高すぎる目標に縛られ続けることになります。
何かを成し遂げている人はそれなりの量をこなしています。
彼らは、今できることをガンガンやります。
そのことによって少しずつ能力を向上させるというプロセスをとっています。
しかしながら単に物量をこなせばいいわけではありません。
その時に必要になるのが正しい目標設定です。
経験が少ないと正しい目標設定ができないことが多いです。
私も正しい目標設定ができなくて失敗したことがあります。
しかしながら、失敗は必ず糧になります。
自分に対して、正しい目標設定をしましょう。
そして、その目標設定に対して物量をこなします。
実践の積み重ねよって次第に実力もついていきます。
そして、ゴールに近づくこともできます。
初めは低い目標からでも大丈夫です。
基礎固めは誰にでも必要です。
最初は基礎固めを恥と思わず、思いっきり反復しましょう。
反復が大事です。
どんどん経験をつみましょう。