飽きないための予定作成方法2~優先順位~
飽きさせないための計画策定その2
今回は優先順位について考えていきます。
次に優先順位を決めましょう。
どうしても気合で全てをやろうとしてしまう人がいます。
一連の業務の中にはやるべきことと、やらなくてもいいことが必ずあります。
そのため、優先順位を最初に見極めておきましょう。
1、絶対にやらなければいけないこと
2、余裕があったらやったほうがいいこと
3、やらなくてもいいけど、やっておいても損はないこと
この3段階くらいに業務タスクを優先順位付けしておきましょう。
そして、必須の項目(優先順位が高いもの)から処理していきましょう。
特に期限がついているタスク(例えばプロジェクトの納品日、資格試験の受験日など)の場合は最低限やれるだけのことをやれる体制にしておきましょう。
どうしても予想外の事態はつきものです。
そのため全てやろうなどと最初から考えないことです。
先ほどのランク付けは取り組む業務タスクに対して優先順位を付けました。
今回はもっと大きい、目的達成の為の「到達ライン」のランク付けを見ていきます。
プロジェクトの目的達成ラインを考えて頂けると分かりやすと思います。
結局は目的達成が出来ればいいわけですから、そのために作業タスクを優先順位付けしたとも言えます。
1、最低限クリアしなければいけないライン
2、プラスアルファでクリアしたいライン
3、さらに味付けをするためにクリアするライン
のように優先順位を決めて取り組んでいきましょう。
このように到達ラインを順位付けすることによって、完全敗北だけは避けることができます。
資格試験で言えば合格ギリギリのラインに乗ればいいわけですから、最低限必要なことだけをやっていても合格ラインには十分到達できます。
また、プロジェクトにおいても、お客様は放っておくと要求のレベルを上げていくことがあります。
そこで、あらかじめ最低限遂行すべきラインを決めておきましょう。
でないと、仕事の要求レベルは止まるところを知らず上がっていくばかりです。
到達ラインを見定めて、取り組むタスクを決めておかないと割り込み業務の嵐に飲み込まれます。
こうなると片っ端から作業に取り組まなければならなくなり、いつも割り込み業務の存在を気にして過ごすことになります。
これでは、先の見通しがたたず、いつも先の見えぬ不安に襲われます。
いつも目の前のタスクを処理しているだけ機械のような気分になり、仕事をする気力も失せていきます。
優先順位決めが不安から解放してくれるわけです。
優先順位をつけることによって、ゴールを見据えて仕事をすることができます。
不安から解消され、業務に力が入るので、1日1日を大切にすることができるようになります。