集中力は切れるもの|それでもやり遂げる7つのコツとは?
人間どうしてもやらなければならないという時はあります。にもかかわらず、集中力が続かない。あなたもそんなもどかしい経験をしたことはあるのではないでしょうか。
ずっと頑張れる人はいません。そのため必要なのは1日なら1日、ひと月ならひと月という風に、決めた期間の中でやり続けるため工夫です。その時に絶対に忘れてはいけないのが集中力は切れるものという認識です。
いまだに、ビジネスマンの風土として精神論が先行することが多いような気がします。意識が低いとか、気合いが足りないとか、そういう言葉を口にする成功者が多いです。
しかしながら実際には、集中力は続かないものです。既に成功した人たちが精神論を語ってしまうと、これから頑張ろうという人はどうしても真に受けてしまいます。あるアフィリエイトで成功している人が「1日100記事更新した」と言っていました。本当にできるのでしょうか?一日100記事ということは、1日10時間作業した場合、一つの記事にかけられる時間は6分です。6分で書いた記事で本当に大丈夫なんでしょうか?情報量の少ない記事をサイトやブログにあげまくったところで、逆に検索エンジンの評価を下げるだけになってしまいます。それではもったいないですよね。しかしながらこういったことを発言する先輩方が少なくありません。
補足しますが、決して成功した人を非難したいわけではありません。実際に成功するには圧倒的な仕事量が必要で、まだ成功する前の人の尻を叩きたくなるのは当然です。ただ、やり方を工夫する必要があると思うのです。
例えば文章作成。初めは文章作成に集中できていると思います。書いているうちに自分の頭も文書作成に切り替わり、2~3時間は集中できるでしょう。しかしながら、そのうち集中力が少なくなり、ある瞬間から全くやる気がなくなってしまいます。そうした時はやり方を変えてみましょう。
私がよくやっていたのは、近くの喫茶店やカフェで作業することです。私は朝が弱いのでどうしてもエンジンをかける必要があります。そのため朝に近くのカフェによってカフェの雰囲気を楽しみながら、そしてコーヒーからカフェインを取りながら作業を開始していました。そうすると自然に仕事な流れが作れました。場所を変えてみるというのも一つの方法かもしれません。
初めは文章作成してるときは集中力がMAXなので、どうしても無音の方が集中できます。しかし集中力が切れたとき、音楽を聞いてみましょう。できるなら歌詞のない音楽がいいと思います。歌詞があると言葉に気を取られるからです。曲は何でもいいです。ノれる曲でも荘厳な曲でも特に問題はありません。あえて曲を流しながらもう一度クリエイティブな作業をしてみましょう。最初はイマイチしっくりこないかもしれませんが、10分ぐらいすると勝手にスイッチが入ります。スイッチが入ってしまったらこっちの勝ちです。自然とそのまま何10分も作業ができることでしょう。時間が大してたたなくても、相当数の作業作業量をこなしているはずです。
特にお気に入りなのがブドウ糖です。集中力切れたときは脳にブドウ糖が足りなくなっていることがあります。他にもスイッチが入らなかったり、だるけを感じた時、ブドウ糖を入れるだけで集中力が復活します。しかし急激な血糖値の上昇は急激な血糖値の低下をもたらします。すると逆になるだるく感じてしまいます。
また、エナジードリンクを飲むのも良いでしょう。実際にエナジードリンクは効きます。私も仕事に行く前にエンジンがかからないなと思った時、エナジードリンクを一杯ひっかけてから行くと、不思議なことに集中力が戻ってきます。さらに私の場合、すでにカフェインが効かない体になっているのであまりお勧めできないのですが、コーヒーで集中力が戻る人もいます。しかし、コーヒーに含まれるカフェインは覚醒効果がある一方、利尿作用があり体に脱水症状をもたらします。そのため摂りすぎには注意しましょう。
一時期、スタンディングデスクという手法が流行っていました。スタンディングデスクという方法は立ったまま仕事をするというものです。ちょうど、約120cmぐらいのところにテーブルを用意して、その上にパソコンを置いて事務処理をするというものです。大企業の作業スペースには、たまにあったりします。座り続けていると下半身を動かすことありません。足の筋肉を動かすことで血流を活発にさせ、脳に血液を送ることができます。スタンディングデスクはこの点で優れています。立ち仕事のため、常に足の筋肉は動いています。立ちっぱなしだと足にむくみをもたらしますので気分転換として行なってみるといいかもしれません。
おすすめ作業例:
まず、椅子で作業します。そして時々スタンディングデスクを行います。机からは離れますがそれでも仕事は途切れさせないということができるのです。
そもそも集中できないのであれば、いっそのこと別の作業を集中的に行ってみましょう。別の作業を始めて集中力が戻って来れば、集中力が切れた原因が脳の疲労ではなく、単にマンネリ化(飽き)が原因ということになります。
脳にはある程度刺激が必要です。刺激があると脳が活性化します。しかし同じことだけをしているとその刺激も失われていきます。そのため、時折別の作業を混ぜることによってマンネリ化を防ぐ方法試してみてください。
追い詰められていると、どうしても食事をおろそかにする人がいます。しかしながら、ご飯はなめてはいけません。食事をすると集中力や気力が回復します。たんに必要な栄養素が取れていなかっただけということもあるのです。特に栄養ドリンクだけに頼る人がいますが、通常は食事から栄養を取るものです。あくまでも栄養ドリンクやサプリメントといったものは補助的な役割だと思った方がいいでしょう。
何をしても集中力が戻らないということがあります。
食事をとってもダメ
栄養ドリンクをとってもダメ
カフェインをとってもダメ
場所を変えてみてもダメ
音楽を聴いてもダメ
このように、なにをしても頭が動かないという時があります。これは脳がダメージを負っていて回復しきれていないということです。脳を回復させる最適の方法、、、それは寝ることです。寝ることで脳のダメージは回復するのです。
以上、いくつかの方法を提案してみました。おそらく既に実施済みであったり、自分には合わなかったという方法もあったかもしれません。もし、まだ試したことがないことがありましたら是非行ってみてください。お役に立てたなら幸いです。